偶然? 当然? それとも必然?
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真っ白な雪に包まれて、今日は聖なるバレンタイン・デー。
偶然でも当然でも必然でも。
ここに立ち寄ってくださった皆さまに、
感謝の気持ちのチョコレート♪
どうか一粒つまんでいってくださいな。
Have a Holly Happy Nice Day!!
熱い思いを抱いた女の子達に祝福を~!^^/
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もうすぐ咲きます。
だけど、毎日訪ねてきてくれるあなたのために
氷の花を見せてあげるわ。
― 白梅 ―
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春はすぐそこまで来ています。
だってほら、雪の上に足跡を見つけましたから。
「違うの、これはね、カラスさんの足跡」
自慢の鼻を利かせて、ひかるは教えてくれます。
あはは、そうだね。 君って素晴らしい!^^
おまけ: こちらはひかるの足跡。
写そうとしたら「何かあるの?」と踏み込まれてぐちゃぐちゃに;;;
これ↓なら梅の花っぽく見えるかも♪
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昨日は節分。
例年、雪の上に豆まきをしていたのに、今年は雨。
東京の方が雪に見舞われたようですね。
ニュースを見て母に電話をすると、
「ここは埼玉寄りだから10センチくらい積もってるわよ! あはは」
実家の裏は私が子どもの頃からずっとキャベツ畑で、
今現在もずっと畑のままで、
誰も踏み込まないそこは真っ白な雪原になっていてすごくきれいなの、と
とても嬉しそうに教えてくれました^^
*
さてこちらでは、夕飯の前に豆をまく準備をして、
南南東に向かってかぶりつく”恵方巻き”も用意して、
(イワシの唐揚げもね! ただし全部市販品^^;)
”おにはそと~!” ”ふくはうち~!”とまいたお豆は
今朝方、ひかるがほとんど平らげてしまいました・・。
立春の朝は冷え込みきつく、窓の結露も半端ではなかったけれど、
この↓ 湯たんぽのおかげかな? 今日もひかるは元気です♪^^v
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『リリース(release)』~流れ星の使命~
「さぁ、いいかい。先生が合図をしたら、みんな手を放すんだよ。そ~れ!」
赤、青、緑、黄色、ピンク、白。
春まだ浅い水色の空に、小学校の校庭から、いっせいに風船が飛び立ちました。
その糸の先に、卒業生の数だけ夢を結びつけて・・・。
*
遠く離れた海の沖合に、宇宙を旅してきた小さな星がひとつ、ポチャンと落ちました。
流れ星は使命として、一つだけ夢を叶えることができます。
たいていの星は落ちてしまう前に、
誰かが見つけて大急ぎで願い事をするものなのですが、
その星が落ちてきたのは昼間だったので、誰にも気づかれることがなく、
彼は使命を果たせないままに、ゆらゆらと深い海に沈んでいきました。
けれども彼は、一人きりだったわけではありません。
海面にぶつかる前に何かが彼のからだに引っかかり、
それが海の底に辿り着くまで、彼から離れなかったからです。
「ねぇ、君。いいかげんに僕から離れてよ。
僕は願い事をされなかった流れ星なんだ。
だから、今は自分のためにその力を使えるんだよ。
僕は魚になって、この海を自由に泳ぎ回ろうと思っているのに、
君がいたらそれができないじゃないか」
「ごめんなさいね、流れ星さん。
私だって、あなたから離れて、どこか人間のいるところに行きたいのよ。
私の使命は、私を書いてくれた女の子の夢を誰かに届けることなの。
だけど、私を運んでいた赤い風船さんが、
できるだけ遠くへ飛んで行こうと張り切って、空の高いところまで上がっていって、
あなたとぶつかってしまったんだもの」
「やぁ、君は『手紙』というものだね。
そうだったのかぁ。僕が君の風船を破裂させてしまったんだね。
それなら僕にも責任があるなぁ。
でも、僕はせっかく自由を手に入れたところだから、それを手放すのは惜しいよ。
少し考えさせてくれないか」
「わかったわ。待つわ。でも私、あなたが私の願いを聞いてくれるってきっと信じてるわ」
そこで、流れ星はしばらく考えました。
けれども、流れ星が“しばらく”と思った時間は、この世界ではとても永い時間でした。
そういうわけで、ようやく彼が結論を出したときには、十年以上の時が経っていたのです。
流れ星は言いました。
「お手紙さん。僕は、君と僕の両方の願いを叶える、とても良い解決策を思いついたよ!
僕は君を付けたまま魚になって、海の浅いところを泳ぎまくる。
すると、人間が僕を釣り上げるだろう。
その人間は君のことを見たら、必ず手に取って読んでくれる。ほら、一石二鳥だろう?」
十年の間、ただひたすら答えを待っていた手紙は、それを聞いて大喜び!
・・・のはずなのに、彼女は心配そうにこう言いました。
「流れ星さん。それでいいの?
私、十年もあなたと一緒に過ごしてきて、なんだか離れがたくなっちゃった。
それに、あなたは人間に釣り上げられたら、食べられてしまうのよ?
それって、とっても悲しいなぁ」
「あはは。何を心配してるんだい、お手紙さん。
僕が、願いを叶える星だってことを忘れてないかい?
それって、幸運をつかさどる星ってことなんだよ」
流れ星はそう言って、暗い海の底でピカピカッと明るい光を放って見せました。
*
とある町の港の沖に、大きな客船が浮かんでいました。
日本を一周するという企画の船旅に参加していた人達は、
港に降りてそれぞれの目的地へ散っていき、
船でのんびりしたいという人達だけがそこに残っていました。
そんな、人影の少ない船の甲板から、若い男性がひとり、海に釣り糸を垂らしていました。
彼のとなりには同じくらいの年齢の女性が寄り添って座り、一緒に竿の先をみつめています。
その竿が、ぐぃっと大きくしなりました。
「あ、きた!」
二人同時に叫ぶと、男性は素早く竿を引き、糸を巻き上げました。
すると、なんとも不思議なものが上がってきたではありませんか。
針に食いついていたのは、平べったい大きなカレイで、
そのからだには、何やら四角い紙がピッタリと張り付いています。
結びつけられた糸には、風船がちぎれたような赤いゴムの切れ端がからんでいました。
カレイをぶら下げたまま目を丸くしている男性。
その紙をはがして手に取った女性が、「あ!」と声を上げました。
「これ、私が書いた手紙だわ!」
「え?」
「私ね、小学校の卒業式の日に、みんなと一緒に風船を飛ばしたの。
将来の夢を書いたお手紙を付けて。その夢が叶いますようにって願いを込めて」
「ええ! だって、それだともう十年以上も前の・・・」
「うん、でも、そうなんだもん。ほら、これ、私の字。ここに私の名前も書いてある」
広げられた紙きれにはマジックペンで書かれた黒い文字が連なり、
最後の方に、確かにその女性の名前が記されていました。
「わぁ、すごいじゃない! よく今まで破れずに残っていたね~!
で、なんて書いたの? 夢は叶ったの?」
それを聞くと、若い女性はさっと男性の目から手紙を隠してしまいました。
「あれ、読ませてくれないの?」
「うふふ。願いごとはね、多分、叶ったわ。
だから、これは私が大事に大事にしまっておくの。ご苦労様でした、ありがとうって」
「そうかぁ! 良かったね。
じゃぁ、大事な手紙を届けてくれたこのカレイも、ご苦労様、ありがとう、って、
海に帰してやらなくちゃいけないね」
若い男性はカレイの口から針を外し、
「サンキュ~!」
そう言って、ぽーんと海に放り投げました。
使命から解放された流れ星、いえ、平たい大きなカレイは、
綺麗な放物線を描いてポチャンと海に落ち、そのまま自由な世界へ旅立っていきました。
(おわり)
***
先週末に報道された、
”カレイが15年前の手紙を届けた”という驚くべきニュースをベースに、
あとは私の完全なる想像で書き上げたお話です。
しかし・・・作り話を越えるようなメルヘンチックな出来事って、本当にあるんですね!!
あ~もうびっくり!
関係者の皆さま、脳への良い刺激をありがとうございました^^/
ひかる。戌年生まれ。13歳と4ヶ月の☆女の子☆
最近、とても食欲があります。
ひと月じゅうぶんに保っていたドッグフードが、あれよあれよという間に減っていきます。
*
昨年暮れに胃腸風邪を引いて、立ち上がることも出来なくなったときには
本当に心配しました。
バスタオルにくるんで、私が抱っこをして病院へ連れて行きました。
(それはそれで嬉しかったり♪ 普段は抱っこが嫌いな子なので^^;)
だから、食欲があるのは良いことなのだけれど・・・
いえ、良いことなんですよね!
外犬のひかるには、昔懐かしい湯たんぽを寝床に置いてあげているのですが、
たぶんコレが功を奏しているんでしょうね。
季節の変わり目が一番体調を崩しやすい時。
今年は暖冬なのでいつもよりは過ごしやすいかな?
新しい首輪を温かそうな冬毛に埋もれさせて、ひかるは今日もパクパクパク。
いっぱい食べて、元気でいてね~!!
「あいっ♪」 ツツツツツ・・・
カプリ!
1月25日追記:
こうしてひかるを登場させたことだし、
ブログペットのひかる二世にも顔を出してもらうことにします。
だって、こんなことを言ってるんだもの^^
右のサイドバーの画面で動いているワンコがひかる二世で、クリックするとお話をします。
それから、画面下の向かって右から二番目(?マークの隣り)をクリックすると、
ひかる二世が毎日更新している日記を読むことが出来ます。
遊んでもらうのが大好きなひかる二世は、ここよりもお友達のブログの方が好きみたい;
私が構ってあげられないときは、どうか皆さん、一緒に遊んであげてください♪
どうかよろしくお願いします^^
冷たい小雨のぱらつく日曜日、
”ウィンターホリディズパーティ”という、
町の国際交流協会主催の、手作りパーティがありました。
私はボランティアとして午前中から準備のお手伝い。
前日から作業に掛かってらした方達が用意されていた
大鍋一杯のおでんをいくつもの土鍋に小分けしたり、
手巻き寿司用の具を盛り分けたり。
すると、あとからいらしたおひと方から差し入れが☆
いかがですか、この壮大な眺め!
愛情をぎゅ~っと押し込めた、大きなすし箱一杯の、鯖の押し寿司です!!
これを包丁で切り分けて、
小皿に乗せて、
カイワレとカニかまでトッピングをしたのがトップの写真です。
パーティ用ではなく、
ボランティアスタッフの昼食用にと持ってきてくださったんですよ♪
私たちはご好意に感謝しつつ、パーティが始まる前に
全て美味しくいただいてしまいました。
TOKIOのダッシュ村でのTV放送を見ていたときも感じたのですが、
こういうときにお手製の美味しい料理をど~んと振る舞える、
技術と気配りをお持ちの年配の方って、とっても素晴らしいと思うし、
うらやましいし、尊敬~!!
それが出来ない私は・・・出来るようになるまでは・・・
皆の足を引っ張らないことと、
パーティで笑顔を振りまくことに専念しましょう^^